式年遷宮祭
式年正遷宮祭
二十年に一度の式年正遷宮祭は、前回令和元年(2019年)に実施しました。
次の式年遷宮祭は、令和二十一年十一月に斎行される予定です。
式年遷宮については、伊勢の皇太神宮にならい二十年に一度社殿の造営を行い遷宮祭を行ってきました。
南北朝の永和2年(1376)から造営棟札は、すべて保存されています。このように600年を超える長い間一度も欠かすことなく奉仕されその記録を遺してきたことは全国に例がなく、江戸時代末の安政3年(1858)までの27枚は国の重要文化財に指定されています。
式年正遷宮祭は、社殿の造営修理のあいだ仮宮にお遷りいただいていたご神体を本殿にお遷しする儀式で、深夜の闇のなか、神官・氏子によって厳粛に執り行われますが、氏子をはじめ近郷近在から大勢の男女が神の御啓示にあづからんと、にぎやかに相集う祭りであります。